■クジ好き
□某会社の新年会でクジ引きがあった。会場に入る前に番号を渡されて、閉会間際に担当者がクジを引いて番号を読み上げ、賞品が当たるという単純なものと、ふた桁の数字に一口200円で賭け、みんなが賭けた現金が当選人数に応じて分配されるというもの。いつも思うんだが、老若男女、どんなに酔っぱらっていても、こういう「なんか当たる!」場面となるとしっかと耳を澄まして発表に聞き入り、ワクワクしている様子がありありとわかる。どっしりと落ち着いた重厚で渋いイメージの、もう何もかも手に入れて無いものは無いしむしろあげてもいいけんねウッシャッシャ的どこかの社長様でも、ふと見るとちゃっかり番号札を可愛く握り締めて、ナンバーを読み上げる壇上をドキドキ眼で見つめていたりする。好きなんだよね、やっぱり、幾つになってもみんな、クジ引きはもちろん、今回はやらなかったけど、ビンゴとか。かく言う俺は、抽選の時ちょうど込み入った話をしており、でもちょっとやっぱり何番が読まれているのか気になるなー小市民だしーとは思っていたが、同じテーブルの人々が俺の番号までも把握しチェックしてくれていることがわかった瞬間、安心して会話に専念。その日は空籤なしで全員になんかが当たったんだが、俺は某地方TV局のロゴ入りゴルフボール3個セット。「次の賞品は○○テレビ様のご協賛により・・・」って大袈裟なアナウンスの後だったもんだから、なになに?と期待しただけに中身がわかった時は思わず「ダサッ!いらねー!」と口走ってしまった。ゴルフもやらないので、知人に半ば無理矢理もらってもらう。スキーをやらない友人からは、当たってしまった某スキー場の平日無料リフト券をもらう。これも「平日」ってとこがなんともつくづくダサ&セコい感じ。仕事でいつも苦労させられてる&我慢してるのを知ってる某印刷屋の女子に当たったのはなんとDVDプレーヤー。よかったよかった、神様は見ているのだとお祝いする。で。ちょっと人数の多い飲み会に、いま「なんか当たる」イベントは欠かせない訳で、「なんかくれ」と思って来る人も多い訳で。しかしつくづく俺ってクジ運ないなあ。 |