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2003/10/17(Fri)

single【夏の終わり/森山直太朗】

前回の「さくら」は、がんばりすぎて、まとめ上げすぎて、歌い上げすぎて、ああこりゃダメだ、またフォーク路線の安易な新人が出て来たな位にしか思わなかったんだが、この曲にはついついゆっくり惹かれてハマってしまった。胡弓のような音色とハミングのイントロから、あららら虜。いつもの夏、残暑が厳しい位の夏の終わりに吹く風の感じをうまく表現していると思う。フォークやアコースティック路線でやってるひとびとはたくさんいるが、和のよさを感じられるものは少ない。泡沫(うたかた)などなどという言葉を使うのには逆に拙さを感じるしそんな細部のことは二の次でいいんだが、曲全体から受ける印象の話。エポもちょっと日本路線を走っていた時期があって、童謡や昔の歌謡曲などに新しいいのちを吹き込んでいたのだったが、それ専門にはいかなかったとみえてまたいろんな歌を歌っているようだ。
で、聴くのは容易いが歌うのはなかなかに難しい「夏の終わり」、またまたカラオケのレパートリーに加えるべくリピートして聴いていたりなんかするチャレンジャー。

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2003/09/10(Wed)

album【Cowgirl dreamin'/松任谷由美】

仙台へ、ツアー「ユーミン・シャングリラ2」を観にいってきた。ロシアのサーカス人たちが大挙登場するアレだが、テーマは前回の「水」に続いて今回は「氷」。シンクロがアイススケートに変わってのコンサートだった。さすがに妙齢、声が出なくなっていたユーミンのことはさておき、コンサートに出かけた後などは、アーティストを身近に感じてちょっと見直したりなどする心の動きがあって、昔のアルバムを聴きたくなるものだ。で、ちょっと、このアルバムを引っぱり出して聴いていたら「コールド・ゲーム」という曲に惚れ直してしまった。寒いというコールドではない。野球のアレ。♪9回表 止まない雨に コールドゲームがついに 告げられた マウンド降りる あなたの影を バッターボックスから 見送った コールドレイン ずぶ濡れの コールドレイン 冷たさに 二人は術も無く 離れてゆくのね (中略) 思い出してた あのストレートを あなたが投げた時から 始まった コールドゲーム 容赦無く コールドゲーム 時は行き 二人はぬかるみに 戦い続けた・・・というなんとも心にしみる歌詞。ぬかるみに戦い続けた、という一節がとてもいい。とてもよくわかる。・・・誰か冷静に冷酷にもっと早くコールドゲームを強制的に告げる人でもいれば、地面がぬかるまないうちに別れられるのだろうけれど。戦っている二人には酷く降り続く雨も大きくなるばかりの水たまりも目に入らなかったりする訳で。でも、戦い続けるということは相手を本気で考えているということだ。すぐにメンバーチェンジせず戦う人でありたいと思う。

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2003/08/23(Sat)

album【終らない夏〜OST〜/小林武史】

ことしはほんとにもうまったくほとほといい加減うんざりするほど夏が無かった。来る日も来る日も雨や曇りで気分までどんよりしていた7・8月。もう鈴虫、鳴いてるし。で、これは1995年のドラマのサントラで、主題歌のマイ・リトル・ラバー「Hello,Again〜昔からある場所」が入ってるインストルメンタル集。ドラマは見てなかったが、うだるような「ニッポンの夏!」って感じの空の下、木陰で聴いたらきもちよさそうな、涼しげな曲がいろいろ。ことしも本来の夏ならばぴったり合っていた筈なんだが、どうにもまったく「昔昔、それはそれは暑くて、西瓜やかき氷が似合う夏があったずもな」と思い出させるようなアルバム。小林武史って、確かマイ・リトル・ラバーのボーカルの女(・・・AKOだかなんとかつー・・・名前が思い出せない)と結婚したんだよなあ。いま主題歌の歌詞を見直したら、なかなかに今年っぽくて苦笑。「いつも君と待ち続けた季節は 何も言わず通り過ぎた・・・」。暑いのは辟易するが、暑いからこそ、夏。来年こそは夏らしくあってほしい。

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2003/07/18(Fri)

album【phil collins/...hits】

歳くってもかっこよく味があり渋い貴重な白人おっさんの一人、フィル・コリンズ。アタマのあたりにリアルな共感をおぼえるので、なおさら贔屓なところもあり。たとえばスティングは、ちょっとダークな、非のうち所のないかっこよさだったりするんだが、この人はどこか間の抜けた愛嬌のある顔立ちが身上。曲づくりの才能はもしかしたらこっちが上かもしれない。声は両者劣らず男っぽく、気取らず、決して朗々とせず、大好きな歌い方。なんじゃこのタイトル!と思った「ススーディオ」とか、夜のしじまに響くような名バラード「take a look at me now」、一世を風靡した「イージーラバー」などのヒットソング集は、さすがにいかんともしがたい古くささは感じさせるものの、クラシックとなり得る曲ばかり。かっこいいおっさん・・・外人さんではよく見かけるんだが、日本では誰だろうミュージシャンではいないかも・・・
あ、黒沢年雄。ずっとかぶってた帽子みたいなの取って、シルバー?にしてから俄然だんぜんよくなったと思う。歌も演技も大根だが。

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2003/07/10(Thu)

album【大友裕子/絆】

何年前のアルバムなんだろう。ヤマハのポプコンとかやってた頃。たしか因幡晃がヨーロピアンなスーツ着て♪わかってください〜とか眉間に皺寄せて歌ってた頃だ。ジャンルはフォーク?曲は、ほとんどが、捨てられた女の歌。主人公はきっと安い呑み屋の女で、身体目当ての客ばかりを相手にしている日々の中、朴訥としたトラック野郎に惚れるが、結局やっぱし遊ばれていた、的な。あんた、あたし、といった呼び方で綴られる、派手な見た目とはうらはらな女の純な後悔、的な。タイトルだけ見直してみると「独枕(ひとりまくら)」「手切れ金」「歩けないの」そしてラストの曲は「死顔」・・・と凄いものがある。俺が好きだったのは、この人の酒焼けしたようなしゃがれ声、うまく歌おうとしないド迫力の歌い方。A面最後に入っている「傷心」というそこそこ売れた曲は俺の中ではほんとに名曲。ドラマティックなオーケストラのストリングスアレンジも秀逸で、聞くたびに、毎回、必ず涙が滲んでしまう。「♪同じベッドで眠って同じ朝を迎えた。だけど互いに違うこと考えていた。だけどあなたとなら死んでもいいと思った・・・」。カラオケにも入って無いし、復刻盤CDも出ていないようだが、名盤です。しかし俺のまわりで誰一人、彼女の存在を知る人はいない。金井克子の他人の関係とかなら知ってるのに。今朝、雨の中、会社へ向かう車の中でひさしぶりに聞いたら、むかし出会った人のことを静かに思い出した。つーか、誰か覚えてないっすか?大友裕子。

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2003/04/23(Wed)

album【manhattan transfer/bodies and souls】

その昔、大学生時代。俺はパッソーラというスクーターに跨がり、友達と連れ立って夜毎かっ飛んで事故り、入院。鼻と頬に傷をおい、その傷は今もまだ残っている。それはさておき、その頃、車に憧れ、いつかはいすゞの赤い「ピアッツァ」イルムシャーバージョンを買って、ガソリンスタンドはシックな「モービル」で(絶対に日本石油とかはダメと決めていた)…とくれば、BGMは絶対にこんな感じがいいなと思っていたのが、マントラ=マンハッタン・トランスファーだった。「トワイライトゾーン」や「バードランド」など、名曲がいっぱい入ったアルバム「エクステンションズ」(ちなみにジャケットのイラストは、今は亡きエアブラシの達人・ペーター佐藤)も大好きだが、その後に出た上記CDを最近手に入れて聴き直してみたら、いやはや新鮮で。ハーモニーも、バックの演奏も、素晴らしすぎる。近未来っぽいコンセプトだった前作にバリなどアジアの香りや本来のジャズももちろんプラスしてバリエーションゆたかな幕の内弁当風味。いやーやっぱいいっす、ヴォイスが際立ちスイングする王道のポップミュージック。タルイ感じでクールな今ドキのR&Bも、確かに今の空気で、いいんだけどね。

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2003/02/15(Sat)

album【madonna/greatest hits volume 2】

「時代の徒花」という表現がいつも思い浮かんでしまうマドンナの最近のヒット曲をリミックスバージョンなどで収録したベストアルバム。ただ集めて一枚にしてないところがいいね。なにもそこまで鍛えなくてもいいんでないのぐらいの筋骨隆々体躯、美声でもないし歌だって決してとても上手いとは思えないけれど、曲には恵まれている。性別を超えたセックスシンボル的なところがいちばんの魅力か。「男も女も関係ないの、さあ楽しみましょっ!」って感じのアイコンにノリのいい歌とくれば売れない訳がない。要は、ノーマルも、ホモセクシュアルも、レズビアンも、すべての人間に共感を得るイメージづくりで成功した人なのだろうと思う。ところで、アルバムジャケットに書いてある「モヂジラミミヂ」っていうカタカナの意味は何。ありがちな「日本語のかたちって面白いからデザインのアクセントに使ってみただけよバーカ」なのか。それとも何か深い意味があるのか。「モヂジラミミヂ」。・・・みみず千匹にも通じる響きが、偶然にしてはなんともマドンナ的。誰か知っていたら教えてほしい。

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2003/01/13(Mon)

single【浜崎あゆみ/VOYAGE】

ひさびさに定価で、衝動的に買った。どちらかというとアンチ浜崎な立場の俺だが、曲もいいと思ったし、ドラマティックなストリングスアレンジが気に入って。アレンジャーは島健という人だ。確かかなり有名な人。で、買った後で気が付いたんだが、これはとどのつまり、ラブラブなブライダルソングなんですね。オルゴール風のイントロで始まり♪僕達は幸せになるためこの旅路をゆくんだ、ほら笑顔がとても似合う・・・。マキハラの「足音」にも似たコンセプトなんだねこれは。カップリングで入ってた「HANABI/REMIX」の♪きみのこと思い出す日なんてないのは、きみのこと忘れたときがないから・・・。というフレーズも気にかかり。ちょっとしたいいフレーズがちりばめてあって、それが耳に止まるとつい思う壷で聴いてしまうもんだね。最近の歌って、究極、そんなもんかも。で、密かに、カラオケで歌うべくなんとか覚えようとしている自分もいたりなんかして>VOYAGE

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2003/01/07(Tue)

album【ANDRE GAGNON/Age,35】

アンドレ・ギャニオン。カナダ出身のピアニスト&コンポーザーです。96年の「Age,35〜恋しくて〜」というドラマのサントラでベストアルバムみたいな感じ。タイトルどおり、35歳の男女が織り成すおとなの恋物語だったらしいが。ドラマは見なかったけど、アルバムを聴くとなんとなくあらすじもわかった感じになっている。あの椎名誠も、この人の音楽が好きらしい。基本的にはせつないんだけど甘ったるすぎず、かといってただのBGMとして流されるという訳でもなく、どこかがほんのり日本的、なんとなく映像が浮かんでくる感じのほどよい音楽です。暖かくした部屋の中で、ちょっとだけ考えごとをしたいときなどに。

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2002/10/01(Tue)

album【DANCE PARADICE/PWL PERFECT HITS】

カイリー・ミノーグ、リック・アストリー、シニータ・・・。誰でも知ってる、明るくておぼえやすい、ちょっとばかし馬鹿っぽい名曲の数々をプロデュースしたストック/エイトキン/ウォーターマンで知られるプロダクションのベストコンピレーション。しかもメドレーになってる!「ラッキーラブ」や「GTO」「愛が止まらない」など・・・どれも一人のアーティストのアルバムを一枚ぜんぶ聴くのは辛い感じなんだが、おいしいとこだけをさくっと聴けるし、なつかしなつかし。独特の、ベースを強調してパキパキと仕上げた音は、ややおっとりとしたスピード感は置いといて、いま聴いてもとても心地よい。業界受けする音なのか、この世界の人々にファンは多いはず。「ハッピー・ハウス」または「ハンドバッグ」ってジャンルはここらへんから始まった感じ。いろんな曲の中で俺がいちばん気に入った曲は、バナナラマの「I HEARD A RUMOUR」。「VENUS」はいまいちなんだけど、これは見直してしまいました。例によりドライブしながら聴いていたので、アクセル、思わず、全開。

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