昨夜は仕事を7時半で切り上げて なじみの八百屋へ急ぐ。 通勤路沿いにあるということもあり、便利で、 俺が盛岡に来て以来、なにかと買い物をした店の閉店日なのだ。 閉店の8時間際、着いてみると、 野菜はもちろんもうほとんどの品物が消え、 缶詰めやら歯磨き粉やらしか残っていないがらんとした陳列棚。 「さ、さみしい…」思わず声に出る。 が、とりあえずもうセンチメンタルってる時間もないし 麻婆茄子の素やらアイスやらバーモントカレー中辛やら せめてもと買えるだけは買ってレジへ。 この時点で、もう俺、泣きそう。 店主のおばちゃんとパートのおばちゃんが 「あらー、こんなに買ってくれてありがとうね… いつも買ってくれてたもんね… ガム、2,3個もってって!」 うるるる。 他の客も「…明日も寄ってしまいそうな気がするわ…」と、ぽつり。 旦那さんが体が弱って仕入れができなくなったこと、 おかみさんはボケた婆ちゃんの介護に忙しいこと、 などが閉める理由らしいがそれにしてもさみしい限り。 店のおばちゃんズと握手してしんみり店を後にしたのだが 今夜のおかずらしきものはゲットできなかったことにふと気付き スーパーに回る。 仕事忙しくて、どうしようかと思ったんだが 行ってよかった。ちいさな、でもあったかかった店の最期を見届けた。 行かなかったら後悔しただろうなあ。 「ささまご青果店」と書かれたレシート、 しばらくはとっておこう。 |